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ぐろういんぐあっぷ2009年03月05日 22時20分40秒

王子が4歳となりました。
早いものでございます。

立会い出産という名の強制労働(註)がついこの間のような気がしておりましたが。

註)人手が足りない+妊婦へのマッサージ(陣痛緩和≒誤魔化しに効果があるらしく)で駆り出されまして。
私としましては病棟の片隅で祈る人を演じたかったのでありましたが・・・
夢は叶わず・・・。(苦笑)

そんな王子、初っ端は猿orET状態でありましたが・・・
今やリビッツ君(リトルビッグプラネットのアレですね)ぐらいまで来ましたね。

http://www.jp.playstation.com/scej/title/lbp/main.html

可能性『満載』といったところでしょうか。

しかし、思い返してみれば・・・
これまでの育児が大変だったかと云えば、
              
                 「いーやそれほどでも」

というのが本音でありますね。

※碌にヤってネェだろ、という声も聴こえて来そうですが。
※でも結構携わっておりますよ。自己申告ですが。

虐待報道が出ると

「同情する訳じゃないけど育児って本当に大変なんですよ!」

なんてコメントが出て来がちですが、それは義務感による脅迫観念ではなかろうか、と思うのですね。

私の場合はそれほどの気負いも無く、自分がやりたいからやっているだけの事ですから、別に大変だと思う事は無いのでしょう。
鈍感なだけの可能性は否定しませんが、そういう鈍感さはむしろ歓迎されるべきもので。

育ててやってるなんて意識も更々無いですし、そういう恩着せがましさは著名な心理学者のセンセイのお言葉を借りるまでも無く、子供を駄目にしてしまう印象がございますからね。

王子やムスメを通して、私自身が研鑽を積んでいる方が大きいとも思いますナ。

さて最近、真面目に対決したマリオカートで王子に完敗しました。
一度だけと云っても、例えこちらが初見・初体験のコースでかつ向こうが慣れ親しんだそれであっても

              『負けは負け』

クヤシーと思わなかったと云えば大嘘になりますが、上達/進歩の度合いと実感がそれ以上に嬉しかったのも事実でありました。
最初に何処かの光回線・インターネット勧誘でプレイしたときなど1周に8分かかっていたのが、僅か半年ほど、総プレイ時間にしても数十時間で父ちゃんを負かすようになったのだから大したモノで。>親莫迦炸裂ですナ。

でもGran Turismo は負けないぞぉ。(笑)

出銭の廻し者?2009年03月08日 23時09分33秒

ある朝の何気ない会話でした。

カミさんより「米袋(PP袋)が破られていたけど心当たりない?」とのひと言。

勿論私に覚えがあろう筈が無い。
(人を害獣扱いするんじゃありません。)
かと云って、ムスメが悪戯して齧るとも思えませんし。

※ムスメはレトルトパウチを齧って中身を噴出させたことはありますが。(苦笑)

となると・・・

           『ネズミさんの仕業』か。

そういえば、天井のコトコト音を聞いた事があった様な。

しかし本物を見ていない以上は断定は出来ないので普段通りカイシャへ出勤しまして。

カイシャが終われば(当然)長屋へ帰る訳ですが、風呂から上がったらカミさんが騒いでおります。
別に私が全裸で居間に出現した訳ではありません。
(そもそもそんな恥ずかしい事は基本的にはしない。)

登場したのはネズミさんでした。
しかも臆する事無く屋内を徘徊。

カミさんがきゃーきゃー云ってる傍で私は奴を観察しておりました。

・体長は4~5cm(除く尻尾)
・動きはそれほど俊敏では無い。(寒いからか)
・部屋の隅、壁伝いに移動しておる。

大きさからしてハツカネズミか。
しかし家に出るネズミはクマネズミが多いというからなぁ。
でもドブネズミでなくて良かったかな、精神衛生上でしかないけど。

なんて事を考えながら目で奴を追いかけていたら、偶々畳んでいなかったムスメの上着の袖口に入りこみまして。
あーこりゃこりゃ、しめたとばかりに上着を巾着状態にして捕獲しまして、屋外で広げて追い出しました。

あー、本物を見ちまったなぁ。
しかし殺生も忍びないから、殺鼠剤は回避したい処。
ムスメの誤飲も懸念されますし。

かと云って超音波利用の忌避機なんてのは以前にインチキ商品として公表されたりしたものもあるので疑問符が付きますし、ネットで詮索しても情報が玉石混合の様相でこれで英世数名を叩いてみようと思うほど私は挑戦者精神に満ち溢れておりませぬ。

それに、防鼠防鳥はその道のプロでも場合により大変困難である事は仕事柄(多少の付き合いがあるので)存じており、下手に嵌ると碌な事は無い。ならば多少我慢して共存するのも一興でありましょう。

それに、この長屋に生涯住まう心算はカミさんはおろか、私だって毛頭無いですし。

とはいえ、古典的アイテムの『金網製鼠捕り』を用立てる必要はあろうか、と思いつつもとりあえず寝ました。

そしたら翌朝。
カミさんが騒いでおります。

また寝坊でもしたのかと思いきや・・・
ネズミさん洗濯槽内で溺死しておりました。

哂えませぬ。>ネズミさん
置かれてる状況についつい自己投影してしまいますからね。

※世間一般のサラリーマンとこのネズミさんとそれほどの違いがあるのだろうか?

という事で、一家で手篤く弔いました。

奴に家族が居れば、きっと近くに居るだろうから暫く様子見で。
カミさんも、家に上がりこまなきゃイイって云うし。

だからと云って私に 

        『(家長として)ネズミさんとハナシを付けてきて』

と本気で云うのは何とかならんかの。

※世間様に聞かれた場合、アタマの中を疑われますからな。(苦笑)

UMPC考2009年03月16日 23時09分42秒

ウルトラモバイルPCと云う奴がブームとなって、もう1年近くになりましょうか。
(尤も、当初はミニノートという呼ばれ方でしたが。)

実は私も台湾ASUS(註)のEee PC 4G-Xが気になっていた時期がありました。
こういうデバイスがあれば『デサキデドコデモツナゲルゾ』と考えたのですね。
幸か不幸か、私は昔からPHSカードユーザで、地方巡業時に今は無きNTTドコモの@FreeDを使い始め、ドコモがPHSより撤退後はウィルコムに鞍替えしており、線無し接続環境は既に在ります。
そりゃ接続速度は遅いだろうけど・・・
昔(光やADSL以前)を考えりゃ線無しで64kとか128kとか出るのは凄いじゃないか。
余程重たいコンテンツでもなければ、つまり文章主体のブログ閲覧とかメールやりとりであれば然程に支障は無い。(と思わないとやってられない。)

註)しかしどうしてアスースと読ませるのか?
   susとくれば、サスと読ませるのが常套ではないのか?

フルブラウザ対応ケータイを活用する手もありかもしれないが、ハッキリ云って勿体無い。あんなモノに定額繫ぎ放題とは云え6英世近く支払うなんて阿呆らしい。それに、ケータイで文字打ち込みをするのは、一部の例外を除いてストレスの元である。会社貸与のケータイで出先からメールを打つなんて、苦行かお仕置きのどちらかと云うものだ。

そこで、キーボード打ち込みが出来て画面もそこそこ大きくて(7吋)、軽くて(900garound)程々に廉い(4諭吉強)ということでクラクラッと来たのです。>Eee PC 4G-X

が・・・結局買わず仕舞いでした。

何となくですが、性能機能面で費用対効果が見出せなかったのですね。
それに4諭吉は叩けないな、と。

そうこうしているうちにhpがUMPC戦線(当時はまだミニノートと云ってた様な)に2133で参入し(ちょいとお高うございましたが)、追従するメーカが続々出現、当初は静観(と云うより無視)していた日本メーカも参戦せざるを得なくなり、泥沼化したのは庶人も知る処であります。

私はと申せば、その後、結局ビジネスモバイルノート(hp NC2400)を中古で(上述2133のローンチ時正価より安価で)入手して、好みのセットアップに仕上げて多々活用しておりますが、その経緯は別の回に廻しまして。

あれから1年。

ミニノートからUMPCなんて呼ばれるようにはなったけど・・・
帯に短し襷に長し、ゼロスピンドル(≒HDDレス)だったのがHDD搭載、液晶も大きくなり(7吋→8.9吋→10.1吋)でも解像度は大したことなく、光学ドライブレスでも自重は1kgs超えと、何だか出来の悪いクルマを見ているような錯覚に陥る今日この頃。

車重増加→内燃機関のスープアップ→またもや車重増加→これでもスープアップのデフレスパイラルと大して変わらん様な。
画面増やして重量と消費電力上げて、HDD搭載してスピンドルモータでまた消費電力上げて。MS OFFICEなんかバンドルする必要があるのだろうか。
そもそもOSだって、ASUSの本国仕様のようにLINUX突っ込んでもいいんじゃないだろうか?これから遊びでLINUX触ろうとしている私が偉そうに云える事ではありませんが、そこはひとつ棚に上げまして。(爆)

UMPCにあれこれ詰め込むのは考え物の様な印象なのですが。
(気が向いたら続編を・・・)

WBCと河合隼雄先生2009年03月24日 22時52分43秒

WBC・第2回大会が終わりました。

結果は・・・

                『優勝』

となりまして、慶賀の至りでございました。

何度負けても決勝まで勝ち残る事もある不思議なシステムではありましたが、それでも決勝まで出てきた日本。

ここで私が思い出したのは、今は亡き河合隼雄先生の言葉

『100点以外ではダメなときがある』

でした。

今回の日本チームにあてはめれば、敗者復活でのキューバ戦、米国戦、決勝での韓国戦がここぞというときであり、モノにしてきた訳ですね。

逆の見方では、プエルトリコもヴェネズエラもキューバも米国も韓国も、ここ一番では満点が取れなかったいうことですか。
韓国など、平均点(出来具合)では日本を上回っていたかもしれませんが、最後の最後、ハナの差で持っていかれた印象でしょうか。

前回大会も今回大会も日本は全勝ではなかったですし、今回は敗者復活戦をも経ていますが、そんな事は別に大した事ではないのですね。

河合先生も仰せです。
『100点はときどきでよい』
『それ以外は60点でよいのだ』
と。

いつも満点狙いではへとへとに疲れてしまいますからね。

もちろん、今回の日本は意識の上では毎回全力疾走で、緩急を付けられる状況には無かったでしょうが、布陣を見ていると上手く廻していたような印象ですね。素人見の結果論と云われればそれまでですが。

満点と云えば、原監督のコメントにシビれました。

「もう少しね。うまい監督なら、もう少し点を取れたと思うんですけど。それでも、辛抱しながら全員で戦った」

この方は器であり、鏡ですね。

記者さんもワカっていらっしゃったようで、こう締めくくっております。

『と反省を込めて振り返ったが、WBC連覇という偉業を達成したのは原監督である。』

私も会社では時折陣頭指揮を執らねばならない事もありますので、意識レベルで見習う事が出来れば、と思うのですよ。