WBCと河合隼雄先生 ― 2009年03月24日 22時52分43秒
WBC・第2回大会が終わりました。
結果は・・・
『優勝』
となりまして、慶賀の至りでございました。
何度負けても決勝まで勝ち残る事もある不思議なシステムではありましたが、それでも決勝まで出てきた日本。
ここで私が思い出したのは、今は亡き河合隼雄先生の言葉
『100点以外ではダメなときがある』
でした。
今回の日本チームにあてはめれば、敗者復活でのキューバ戦、米国戦、決勝での韓国戦がここぞというときであり、モノにしてきた訳ですね。
逆の見方では、プエルトリコもヴェネズエラもキューバも米国も韓国も、ここ一番では満点が取れなかったいうことですか。
韓国など、平均点(出来具合)では日本を上回っていたかもしれませんが、最後の最後、ハナの差で持っていかれた印象でしょうか。
前回大会も今回大会も日本は全勝ではなかったですし、今回は敗者復活戦をも経ていますが、そんな事は別に大した事ではないのですね。
河合先生も仰せです。
『100点はときどきでよい』
『それ以外は60点でよいのだ』
と。
いつも満点狙いではへとへとに疲れてしまいますからね。
もちろん、今回の日本は意識の上では毎回全力疾走で、緩急を付けられる状況には無かったでしょうが、布陣を見ていると上手く廻していたような印象ですね。素人見の結果論と云われればそれまでですが。
満点と云えば、原監督のコメントにシビれました。
「もう少しね。うまい監督なら、もう少し点を取れたと思うんですけど。それでも、辛抱しながら全員で戦った」
この方は器であり、鏡ですね。
記者さんもワカっていらっしゃったようで、こう締めくくっております。
『と反省を込めて振り返ったが、WBC連覇という偉業を達成したのは原監督である。』
私も会社では時折陣頭指揮を執らねばならない事もありますので、意識レベルで見習う事が出来れば、と思うのですよ。
結果は・・・
『優勝』
となりまして、慶賀の至りでございました。
何度負けても決勝まで勝ち残る事もある不思議なシステムではありましたが、それでも決勝まで出てきた日本。
ここで私が思い出したのは、今は亡き河合隼雄先生の言葉
『100点以外ではダメなときがある』
でした。
今回の日本チームにあてはめれば、敗者復活でのキューバ戦、米国戦、決勝での韓国戦がここぞというときであり、モノにしてきた訳ですね。
逆の見方では、プエルトリコもヴェネズエラもキューバも米国も韓国も、ここ一番では満点が取れなかったいうことですか。
韓国など、平均点(出来具合)では日本を上回っていたかもしれませんが、最後の最後、ハナの差で持っていかれた印象でしょうか。
前回大会も今回大会も日本は全勝ではなかったですし、今回は敗者復活戦をも経ていますが、そんな事は別に大した事ではないのですね。
河合先生も仰せです。
『100点はときどきでよい』
『それ以外は60点でよいのだ』
と。
いつも満点狙いではへとへとに疲れてしまいますからね。
もちろん、今回の日本は意識の上では毎回全力疾走で、緩急を付けられる状況には無かったでしょうが、布陣を見ていると上手く廻していたような印象ですね。素人見の結果論と云われればそれまでですが。
満点と云えば、原監督のコメントにシビれました。
「もう少しね。うまい監督なら、もう少し点を取れたと思うんですけど。それでも、辛抱しながら全員で戦った」
この方は器であり、鏡ですね。
記者さんもワカっていらっしゃったようで、こう締めくくっております。
『と反省を込めて振り返ったが、WBC連覇という偉業を達成したのは原監督である。』
私も会社では時折陣頭指揮を執らねばならない事もありますので、意識レベルで見習う事が出来れば、と思うのですよ。
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