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もこっ2008年09月27日 22時43分05秒

BUNちゃんから珍しくDMが届きました。
合体マスィィンの展示車の到着案内も兼ねての書状発送で。

運動会@FSWの申し込み結果も判明したのでホーコクと打ち合わせを兼ねまして、国民車ディーラーへイソイソと赴きましたら、BUNちゃん試乗車同乗で不在だそうで。日没間際のノーアポじゃあ致し方ゴザイマセンな。

まぁ、クルマも来てるし説明も先週詳細に受けてるしでそれほど困ることもナイというコトで、合体マスィィンを具に観ておりました。

まずはシート合わせから。

国民車はステアリング周りの調整自由度が高く(チルト&テレスコ標準装備)ワタシにもポジションが非常に合わせ易い。ワタシの体型が典型的旧世代ニホンジン(≒手足が短い)であるコトと、所謂ラリーポジション(片手で9時から6時時計廻り、或いは3時から6時まで反時計廻りまで270°廻す)を好むため、シートバックは立て気味でステアリングに近くセットしたいのだが、大概の国産車だと下半身が窮屈になる。だからといって脚周りに丁度良いポジションではステアリングが遠くなる。

ところが国民車ならアシの自由度を犠牲にするコトなく腕周りの適切なリーチが確保できるのでアリマス。コレは異形内燃機関号を選んだ際の理由のひとつでもアリました。>ドライヴィングポジション

現行の三河のオカネモチのクルマだと、ステアリングの12時の処ではシートバックから肩が離れてしまうコトがワタシは多うゴザイマス。しかしコレでは正しいステア操作などデキるワケがナイ。
距離にすれば高が数十mmなのですが、されど・・・でありまして。

蛇足ながら、アソコのクルマはトルソ角の概念が??のような気がイタします。少なくとも、ワタシには合わない。一杯に立ててもまだ寝てるカンジ。もちろん、ワタシの体型とポジションにもモンダイが無いとは云い切れませんが。(苦笑)

大昔、ハチロクに乗ってた頃は25mm(=最大)のスペーサーを噛まして、シートレールもローポジションにしまして、それでもまだ窮屈な脚ストロークについては我慢しておりましたが、イマドキのクルマはエアバッグが標準装備でありますから迂闊にステアリングを換えるのは得策ではアリマセヌ。椅子にしてもリクライニング機能の無いソレなど普段乗りに使うには二の足を踏みますし。(未だに決してキライではナイですが)

今回も無事にポジションは合いました。>合体マスィィン

ボンネットの見切りはそれほど良くありませんな。
まぁ、形状を考慮すれば致し方無い。
こんなとき、左前方にキノコ(フロントアンダーミラー)が生えておれば目印にはなるのだが・・・と思いながら左ドアミラーに目をやると、何かヘンだぞぉ。

運転席を降りて左ドア側に廻ってみると、ドアミラーの下側が膨らんでオリマス。
どうやら小さい鏡が埋め込まれているようですな。

もしや?と考えたワタシは持参したDMを山折りにして衝立を作りまして、左車輪前方数メートルのところに立ててみました。それから運転席に戻って左ミラーに目をヤれば・・・矢張り見えました。>DM衝立

傍から見れば“このオジサン、ナニ不審なコトをシてんの?”と云う状態の最中、BUNちゃんが戻ってきまして。そしてワタシを見かけて開口一番『サスガ!よく気付きましたねぇ~』と。
左ドアミラー下側の“もこっ”がフロントアンダーミラーとして機能することで、フロントフェンダー上部に“キノコミラー”を生やさずに済んだそうな。
本日、結構な数の来客(≒ヒヤカシ)が在ったそうですが、ワタシ以外は誰一人気付かなかったそーで。そりゃそーだ、フツー、そんなトコまでは着目しないからねぇ。

そういうワタシを周りは“マニアック”と呼びます。

し・か・し・・・

ワタシなぞどうと云うコトは無い。
この世の中、上には上が大勢いらっしゃるのだ。
しかも、諸事に造詣の深い方々が。←10/6追記

拙ブログに来訪される方でもお二方ほどオリマスよ。
そう、温泉街のほど近くにお住まいのアナタと、独車から独車にお乗換えのアナタですよぉぉ。

#と、燃料投下を試みたりシマス。(笑)

それはそうとこの合体マスィィン、縦列駐車アシスト機能があるそうですが、それはまた後日。
リアビューカメラとモニタでの操作案内という概要ですが、こういう機能は実際試すに限りますしね。

だから試乗車よ、早く来なさいナノダ。(笑)

コメント

_ 「い」 ― 2008年10月06日 22時13分02秒

全くマニアな人と言うのは細かいところに五月蝿くて付き合いが面倒なものですな.ワタシはそういう方々は原則として敬して遠ざけることにしております.

に,しても,車体感覚が掴みにくいエクステリアデザインをやっておいて,そのシワ寄せをミラーや車載カメラに負わすのは如何なものかと思いますがのぅ.

_ 帽子王子の父ちゃん ― 2008年10月07日 00時37分27秒

お一方ゲーット。(笑)
漸くお出ましいただけましたネ。

>全くマニアな人と言うのは~

単一の事象に熱中するあまり周りが見えない、多様性を理解できないと云う印象を植え付けてしまいますので、ここは表現を改めるのが賢明でしょうか。>マニア

“諸事広範囲に造詣が深い”コレで如何でしょうか?

ワタシへの不服申し立て(オマエは違うだろ、というコトですね)は却下です。(爆)

>~をやっておいて,そのシワ寄せを~

衝突時の歩行者保護の見地からすれば、ラウンドフォルムの多用とそれに伴う見切り、死角の悪化は致し方無かろうかと考えます。決して推奨している訳ではありませんが。

#歩行者保護を謳うのなら・・・
#死角が必然的に増えるSUVなんてローンチしてんなよと云われそうですが。(苦笑)

補助デバイスについては闇雲に装いていれば良いというものでもないのは勿論ですが、死角の無いクルマが存在しない以上、有効・有用であれば是とすべきであろうかとも考えます。
歩行者保護と乗員保護と運転者視界の確保は、土井武夫センセイのお言葉を借りるなら、“Art of Compromise”と云う事になるのでしょう。国民車はその辺り、かなりしっかりとやっている印象があります。

#現在、自己愛用品メーカであるという贔屓目もゴザイマスが。

_ 「い」 ― 2008年10月08日 22時43分07秒

> 死角が必然的に増える SUV なんてローンチしてんなよ

まぁぶっちゃけたところ,そう思いますなぁ.何でいまさら.と.

欧州市場は SUV の流行の始まりが遅れたので,廃れるのも遅れておるのかも知れませぬが,いくらエコな設計をしてみても,たとい「コンパクト SUV」などと言い繕ってみても,あらゆる観点から見て環境面で不利な上に,欧州の道路事情にもマッチングが良いと思えぬ(駐車介助装備など典型的なそれである) SUV の類に,各社がこぞって力を入れておるのは傍目に奇異に映りますな.

一方,米のメディアでは「いま一番エコな車は」なんていう比較記事では,新型車をさしおいて90年代のありふれた中古車がランキング上位に来たりなどしておりますね.

【参考 和訳梗概記事】
http://wiredvision.jp/news/200806/2008060322.html
> 『USA Today』紙の記事によると、1990年代初めの低燃費車が爆発的に売れており、価格はこの数カ月で30%上昇しているという。走行距離が約28万1600キロにもなるオンボロの Geo Metro が、最近『eBay』で3000ドルで売れたという

実のところアレなんじゃないか,欧州のマーケティングリサーチャ連中は,ここ1年の原油急騰や,今年度の世界的新車販売ガタ落ちを予測し損なっておったのではあるまいか.「こりゃハズしたな(汗)」と気付いた時には開発が後戻りできないところまで進んでおったのではないか…などと邪推もしたくなる次第.

_ 帽子王子の父ちゃん ― 2008年10月09日 00時06分47秒

>傍目に奇異に~

ユーロバブルの為せる業でしょうネ。
奇を衒ったモノで購買意欲を煽っているように思えます(ました)。

そもそも、バイ発や博士んちがSUVヤってること自体、元来彼等のコンセプトから外れていると見受けますが、皮肉なことに売れ線、収益源となってましたネ。
今後どうなるかは??ですが。

#軽量且つ4座のスポーティーカーがお家芸じゃないのかい?
(敗戦国が2座スポーツを作るのは周りが許してくれないぞぉ)

重厚長大な上物(ボデー)が動的性能面で不利なコトは明白なのに、それを無理矢理補うべく大出力大排気量機関を搭載して結果環境に非常にワルいクルマの出来上がりというのは、後世のヒトから見れば極めて野蛮かつ原始的に映るコトでしょう。
我々が中近世の歴史を観る時の様に。(失笑)

しかし人間は力(の所有)に対して潜在的に羨望と願望を持っているせいか、リクツでは×なのにエモーショナルの部分で虜になってしまうのかもしれません。
SUVではありませんが、所謂“スーパーカー”(真っ当なメーカは決してこの表現を使わない筈ですが・・・)についても、根源の部分は一緒かと。

EU統合による階層制度の崩壊(実は特権階級が一極で残って残りが庶民化したというところかもしれませんが)と可処分所得の増大と消費マーケットの巨大化(ボーダレス化)で、これまで抑圧を受け入れて来た庶民がこれまたハジけて奇怪なモノでも手を出すように為ったのか?という仮説を立ててみたいところですが、欧州人がソコまで分別が無いとは思えませんし・・・


>予測し損なっておったのでは~

仰る通りでしょうネ。邪推で無いと思いますヨ。

EU統合で欧州、特に西欧では泡ブクブクの様相でしたが、泡はいつかハジけて無くなるものでゴザイマス。極東の小さな島国ではひと昔と半分前に起ってましたが・・・欧州人は無頓着だったのでしょう。"黄色いサル共”の所業などは。

92年~94年くらいに出てきた日本のクルマも似た状況だったという印象がアリマス。
時勢に対してコンセプトがズレてたところ。最後で無理矢理下方修正してたりしたような。

_ inagaki ― 2008年12月21日 13時04分57秒

コメントが大変遅れましたが、もう一人とは私のことでしょうか。

クルマ、面白くないです。最近特に。
もう、昔のように面白いと思うこともないのかもしれませんがね。

メカ関係は言うにおよばず、スタイリングも「なにか目先をかえてやろう」というのの脱していない。(というか、もう脱しなさいというのは酷なのかもしれませんね。クルマってのは)

もう、昔の人が残した結果をスルメをいつまでもしゃぶっているような状態になっているのでしょうかね。

やだやだ。しみったれた話になっちゃいました。

_ 帽子王子の父ちゃん ― 2008年12月22日 01時34分41秒

お二人目ゲーット。(笑)

燃料のオクタン価が非常に高かったらしく、中々着火しなかったですネ。

冗談はさて措いて、識者の皆さんが仰せの通り、クルマの基本的な部分は60年代に出尽くしたという考え方からすれば、inagakiさんが仰せのように面白くなくなるのも無理はないかもしれないですね。

しかし、制御装置の進歩は飛躍的ですし、生産技術の向上で相対的低廉化と質的向上を果たしている部分もあるので、今のクルマでも良いモノは(一部ですが)あるかなと思ってます。マトモな造りでさえあれば、消耗品である機械は新しい方にアドバンテージがありますし。

それに、操作するのがドライヴァである以上、運転の快楽や享楽は消え去ることもないかと思うのですね。
ワタシは、いいトシとなった今でもクルマの運転が楽しい・・・。

#こういうヒトはシーラカンス的存在となっていくのでしょうが。

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