トレードオフ ― 2007年09月29日 12時51分54秒
今日のFSWは濃霧でAMのフリー走行は開始遅れのうえ、僅か4分で赤旗中断となってしまったとのコト。タイヘン不安である。
午後の予選はどうなるか判らないが、仮にキャンセルせざるを得なくなったとしてもフリー走行のタイムで順位付けは出来るからヨイだろうが、決勝はねぇ・・・
富士らしいと云えば、それまででアル。(苦笑)
などと思いながら日経プラス1に目を通すと、1面が燃費節約術であったため『どーせ、ヨク理解していない記者or担当者がマト外れにしちまってるだろ』と思いつつも読んでみた。
で、以下が項目(ランキング)
1.タイヤ空気圧の定期的なチェック:空気圧が低下するとタイヤと地面の接地面積が広くなり、走行抵抗が増える分、燃費が悪くなる
2.ETCの活用:高速道路の自動料金収受システム(ETC)を使うと、通行料が時間帯などによって最大5割引きに
3.10分以下の近場への運転は避ける:始動直後でエンジンが暖まっていないうちは燃費が悪い。特に車を使う理由がないなら、別の移動手段で
4.エアクリーナーやエンジンオイルの定期的なチェック:エンジンを効率良く動かし、燃費を向上させるだけでなく、愛車の寿命を延ばすためにも
5.不要な荷物を積まない:ゴルフバッグやキャンプ道具などを入れっぱなしにしておくと、車重が重くなる分、燃費に悪影響
6.給油のたびに燃費を記録:走行距離と給油量をメモしておけば燃費が把握でき、「向上させよう」との意識も芽生える
7.駐停車の際、エンジンを切る:出発前にカーナビで目的地を設定する際、エンジンをかけずに操作するだけでも燃料消費量は違ってくる
8.エアコンは控えめにする:エアコンはエンジンに負荷をかける。温度設定を多少高めに設定するだけでも、燃費に好影響を与える
9.目的地の駐車場料金を出発前にチェック:ネットで料金比較したり、商業施設のカード会員になって無料駐車券を利用したりする工夫を
10.長距離ドライブは計画的に:道に迷って焦れば焦るほど、ムダな燃料を使ってしまうことになる
ま、対策と説明に関しては至極全うかな。
(項目2.9.に関しては燃費の範疇外ダロとは思うが・・・)
一応、プロが監修しているようである。
しかし、ペダルワークの記述・言及が無いのは如何なものか?
スロットル開度を一定にした、極力高いギア(比)での定速走行がイチバン省燃費に効く筈だが・・・
あるいは、渋滞にハマらないとか。渋滞は、時間帯とルート選定で回避できる場合もあるし。
さて、チョット気になったのが・・・
>「節約ドライブ術」を自ら工夫している人も多い。自由回答で最も多かったのが「ガソリンを満タンにせず、半分にする」。車重が軽くなる分、燃費向上に貢献する。ただ「給油のためにスタンドに通う回数が増えるようでは、本末転倒」(松下さん)との指摘も。
回答者(多数)は燃料タンクを空にすれば結露が発生する(水が溜まる)可能性があることや燃料ポンプの潤滑がガソリンで行われている事を知ってて行っているのだろうか?
確かに、燃料積載を半分にすれば、20~30kgsはカルくなるが、それで燃料ポンプに空気吸わせて、それが蓄積してポンプのモーターが焼きついたらそれこそ本末転倒である。クルマによっては、残量ギリギリでなくても旋回時の燃料偏りによってポンプが空気を吸うことがあるのである。
また、最近のクルマは殆ど樹脂製の燃料タンクを採用しているかと思うが、もし自分のクルマが鋼鉄製の燃料タンクであれば、極力満タンにしておくべきである。タンクが錆びて、燃料ポンプが錆でヤラれたら修理費用は少なくともガソリン1000L分にはなる。
当然、この辺りまで日経の担当者の考えが及んでいないことは疑いの無いところで。
ワタシの経験談となるが、昔乗ってたPANDA4x4は前オーナーが調子が悪いということで投売りしたクルマを譲り受けたのだが、鋼鉄製タンクを酷く錆びさせてしまった経歴を持ったシロモノだった。何故調子が良くならなかったかと云えば、錆び錆びタンクは新品交換したのだが燃料ポンプの不調までは気付かずにいて手付かずだったのである。
ワタシの処に来てすぐ、腕の立つセンパイと燃圧不足を見抜き、無事交換修理と相成った次第>燃料ポンプ
交換時は驚きましたよ。ポンプ内のガソリンと錆がシェイクされてて、チョコレート色の泥水状態でしたから。
交換後は数年後に後輩に譲渡するまではすごぶる調子がヨク、春山/夏山/秋山/冬山とオールシーズンで活躍したものであった。年2回のイタ車イベントに高原避暑と温泉スキーと。(懐)
だからワタシは今のクルマも基本は燃料満タンで、残量ギリギリになる前に給油している。いくばくかの燃費向上のトレードオフで燃料ポンプ破損のリスクを負うなど、唯『アホらしい』からである。
最後に、失笑モノの工夫・意見を以下に。
「まめにワックスをかけ、ボディーの空気抵抗を減らす」(40代男性)
そんなモンでCD/Cda値が燃費に影響するほど激減するかってーの。
もっと科学をベンキョウしなさい。(苦笑)
午後の予選はどうなるか判らないが、仮にキャンセルせざるを得なくなったとしてもフリー走行のタイムで順位付けは出来るからヨイだろうが、決勝はねぇ・・・
富士らしいと云えば、それまででアル。(苦笑)
などと思いながら日経プラス1に目を通すと、1面が燃費節約術であったため『どーせ、ヨク理解していない記者or担当者がマト外れにしちまってるだろ』と思いつつも読んでみた。
で、以下が項目(ランキング)
1.タイヤ空気圧の定期的なチェック:空気圧が低下するとタイヤと地面の接地面積が広くなり、走行抵抗が増える分、燃費が悪くなる
2.ETCの活用:高速道路の自動料金収受システム(ETC)を使うと、通行料が時間帯などによって最大5割引きに
3.10分以下の近場への運転は避ける:始動直後でエンジンが暖まっていないうちは燃費が悪い。特に車を使う理由がないなら、別の移動手段で
4.エアクリーナーやエンジンオイルの定期的なチェック:エンジンを効率良く動かし、燃費を向上させるだけでなく、愛車の寿命を延ばすためにも
5.不要な荷物を積まない:ゴルフバッグやキャンプ道具などを入れっぱなしにしておくと、車重が重くなる分、燃費に悪影響
6.給油のたびに燃費を記録:走行距離と給油量をメモしておけば燃費が把握でき、「向上させよう」との意識も芽生える
7.駐停車の際、エンジンを切る:出発前にカーナビで目的地を設定する際、エンジンをかけずに操作するだけでも燃料消費量は違ってくる
8.エアコンは控えめにする:エアコンはエンジンに負荷をかける。温度設定を多少高めに設定するだけでも、燃費に好影響を与える
9.目的地の駐車場料金を出発前にチェック:ネットで料金比較したり、商業施設のカード会員になって無料駐車券を利用したりする工夫を
10.長距離ドライブは計画的に:道に迷って焦れば焦るほど、ムダな燃料を使ってしまうことになる
ま、対策と説明に関しては至極全うかな。
(項目2.9.に関しては燃費の範疇外ダロとは思うが・・・)
一応、プロが監修しているようである。
しかし、ペダルワークの記述・言及が無いのは如何なものか?
スロットル開度を一定にした、極力高いギア(比)での定速走行がイチバン省燃費に効く筈だが・・・
あるいは、渋滞にハマらないとか。渋滞は、時間帯とルート選定で回避できる場合もあるし。
さて、チョット気になったのが・・・
>「節約ドライブ術」を自ら工夫している人も多い。自由回答で最も多かったのが「ガソリンを満タンにせず、半分にする」。車重が軽くなる分、燃費向上に貢献する。ただ「給油のためにスタンドに通う回数が増えるようでは、本末転倒」(松下さん)との指摘も。
回答者(多数)は燃料タンクを空にすれば結露が発生する(水が溜まる)可能性があることや燃料ポンプの潤滑がガソリンで行われている事を知ってて行っているのだろうか?
確かに、燃料積載を半分にすれば、20~30kgsはカルくなるが、それで燃料ポンプに空気吸わせて、それが蓄積してポンプのモーターが焼きついたらそれこそ本末転倒である。クルマによっては、残量ギリギリでなくても旋回時の燃料偏りによってポンプが空気を吸うことがあるのである。
また、最近のクルマは殆ど樹脂製の燃料タンクを採用しているかと思うが、もし自分のクルマが鋼鉄製の燃料タンクであれば、極力満タンにしておくべきである。タンクが錆びて、燃料ポンプが錆でヤラれたら修理費用は少なくともガソリン1000L分にはなる。
当然、この辺りまで日経の担当者の考えが及んでいないことは疑いの無いところで。
ワタシの経験談となるが、昔乗ってたPANDA4x4は前オーナーが調子が悪いということで投売りしたクルマを譲り受けたのだが、鋼鉄製タンクを酷く錆びさせてしまった経歴を持ったシロモノだった。何故調子が良くならなかったかと云えば、錆び錆びタンクは新品交換したのだが燃料ポンプの不調までは気付かずにいて手付かずだったのである。
ワタシの処に来てすぐ、腕の立つセンパイと燃圧不足を見抜き、無事交換修理と相成った次第>燃料ポンプ
交換時は驚きましたよ。ポンプ内のガソリンと錆がシェイクされてて、チョコレート色の泥水状態でしたから。
交換後は数年後に後輩に譲渡するまではすごぶる調子がヨク、春山/夏山/秋山/冬山とオールシーズンで活躍したものであった。年2回のイタ車イベントに高原避暑と温泉スキーと。(懐)
だからワタシは今のクルマも基本は燃料満タンで、残量ギリギリになる前に給油している。いくばくかの燃費向上のトレードオフで燃料ポンプ破損のリスクを負うなど、唯『アホらしい』からである。
最後に、失笑モノの工夫・意見を以下に。
「まめにワックスをかけ、ボディーの空気抵抗を減らす」(40代男性)
そんなモンでCD/Cda値が燃費に影響するほど激減するかってーの。
もっと科学をベンキョウしなさい。(苦笑)
最近のコメント